今まで進撃の巨人について考察してきたけど今思えば重箱の隅をつつくような微妙なのばかりだった。
とはいえ、その中で唯一他の人も指摘している超絶ロングパスかつ重要な伏線があります
それが進撃の巨人世界の紀元。起源ではない、紀元。
1巻を見ればわかるとおり、エレン達の親も健在の幼年期時代があるんですがこのとき、845という数字が出てくる。
その次に、5年後に時間が飛ぶと850と。
このことから、この数字が紀元後850年という意味である事が明白ですよね
つまり850年前に何かとてつもない事が起こり、それを紀元1年としている事が読み取れます。
我々の世界で言うと聖人イエスキリストが生を受けた年が西暦の紀元1年だったはずです。
そして我が日本では神武天皇が橿原で即位したとされるおよそ2600年前の年を皇歴における紀元1年と捉えてもいいのではないでしょうか。
実際戦前はそうだったらしいです。
いずれにせよ途方もなく重大な出来事があってはじめて紀元というのは生まれるわけです。
しかし驚くべき事に進撃の巨人では123話時点ですら、この紀元1年に関する考察のヒントすらないという。
でもここまで進撃の巨人を読んできた人ならまさか諌山先生がこの時に限ってはなにも考えていないって事はないだろうという信頼がありますよね。
でもさすがにここまで話が進んで来ると、紀元の謎さえ回収されるのかになってくる。